今までに撮った写真がなくなってしまったらどうしますか?
消えたものは元には戻りません。
ハードディスクに保存していた思い出の数々。アルバムに入れて残していた写真たち。なくなってしまったら大変です。
消えないように、なくならないように注意するのは当たり前。でも注意しても消えることも、なくなることもあります。
そうしたトラブルから逃れる方法がバックアップを取るということです。
いつも保存している場所だけではなく、念の為にもう1つの方法で保存する。それがバックアップ。
ここでは写真のデータをバックアップする大切さと、オススメのバックアップ方法について紹介します。
データは消える、モノはなくなる
例えば写真のデータをパソコンに保存していたとします。そのデータは安全でしょうか。
いいえ、パソコンは突然動かなくなるということもあります。間違えて消してしまったり、トラブルで消えてしまうこともあります。
ではアルバムに入れて保存している写真のようにプリントしておけば安全でしょうか。
これもそうとは限りません。モノは劣化しますし何があるか分かりません。
データは消えてしまうものですし、モノもなくなるものです。
だからこそ念の為にバックアップをとり、なくなるリスクを分散する必要があります。
バックアップにおすすめの方法
普段メインとする保存方法があると思います。パソコンのハードディスクに保存するとか、DVDに焼いておくとか、外付けHDDに保存するとかです。
バックアップは普段メインとする保存方法に加え、さらに別の場所で保存しておくということ。
ここでは一例としてバックアップにオススメの方法を紹介します。
気に入った写真だけ集めてフォトブックにする
普段はデータで写真を保存している場合、バックアップはモノとして残しておくという方法もあります。
例えば気に入った写真のみを集めたフォトブックを作成することでバックアップとします。
冊子になるので、むしろ見やすく、バックアップと言うより振り返り用としても使いやすいです。
ただ、データではなくモノになるので多くの写真をバックアップするのには向きません。劣化もするので長期保存もしづらいです。
外付けHDD/SSD
外付けのハードディスクにバックアップします。
容量も多いく安価に手に入るので、写真を全てバックアップできます。
とりあえず放り込んでおけばいいので管理もしやすく楽ちんです。
もちろんメインで外付けHDD、バックアップでもHDDとするのもオススメです。
クラウドに入れる
メインとしては外付けHDDなどに保存し、バックアップとしてGoogleフォトやAmazonドライブなど写真を入れておけるウェブクラウドに入れておく方法もオススメ。
最近は容量が多く無料、もしくは少額で利用できるサービスもあります。外付けHDD同様に、とりあえずデータを放り込んでおけばOKなので簡単です。
クラウドだとバックアップだけでなくスマホで見返しやすくなります。中には画像が多少圧縮されてしまうサービスもありますが気になるほど写真が劣化することはありません。
ただ、サービスがいつまで継続されるのか、いつまで無料なのか、値上げはするのかなど、利用するサービスの方針に左右されやすいのが困るところ。
下手したらサービスが終了し、すべて別のところにバックアップし直しなんてこともあり得ます。
こちらもチェック!!
写真データを保存する商品やサービスについて。外付けHDDやクラウドなど、メリット・デメリットをあわせて紹介。
バックアップすべき写真
バックアップは何もすべての写真でとる必要はありません。
もちろんすべてあればうれしいですが、お気に入りの厳選された写真だけでもいいもの。
これは考え方の違いで、「全部をバックアップしとけば安心」という人と「最悪、この写真だけでも残っていれば大丈夫」という人、どちらも間違いではありません。
ただバックアップしておく写真をわざわざ選ぶのも面倒なので、とりあえずすべてバックアップを取っておくほうが簡単ではあります。
そして簡単な方法の方が習慣になりやすいのでオススメです。
まとめ - 念の為にバックアップを
- データは消えるもの、モノはなくなるもの
- 念の為のバックアップは重要
- オススメの方法
フォトブックにまとめる / 外付けHDD / クラウド
バックアップを取るということは、同じデータを2つ保存するということです。
そう聞くと「そんなの必要?」とか「いままでデータが消えたことなんてないし大丈夫」と思いがちです。
普段は必要かどうか分からないのがバックアップ。なくなってから必要だと分かるのがバックアップです。
要は保険です。問題がなければ必要ないですが、問題が発生したときには頼りになります。
写真データのバックアップを取るのは面倒ではあります。なので習慣になりやすいよう簡単な方法を選び、写真データを整理する流れの一部に組み込んでしまいましょう。