写真は家族でひとまとめか、それとも個別にまとめるか。どちらがいいのでしょうか。
これは家族の構成によっても変わってくるでしょう。子どもがまだ小さいのならひとまとめで十分ですが、子供が大きくなりそれぞれの時間が増えるとひとまとめより個別で管理したほうがよさそうです。
家族構成や年齢によるとはいえ、オススメしたいのは写真は個別に管理するということ。
昔みたいに子ども一人ひとりのアルバムを作ってあげる感覚で、個別に思い出を集めてあげるほうがいいです。なぜなら、家族それぞれに世界があり、それをすべて一つにまとめて管理するとなると管理しきれなくなるからです。
ここでは写真は家族でひとまとめにするだけでなく、個人でそれぞれ分けて管理する方が良い理由についてとそれに適した管理方法を紹介します。
家族構成や年齢、得手不得手にもよりますが、それぞれ必要な部分を参考にしてみてください。
家族写真の割合は減っていく
写真を家族ごとにまとめるのが非効率な理由として「人それぞれ必要な写真は違う」ということがあげられます。
子どもが小さい頃は、夫婦でもしくは家族でなど、共通の時間を過ごすことは多いでしょう。ですが、時間が経つにつれ、残念ながら家族の時間は減っていき、家族で写真を撮る機会も減ります。
それに代わり増えるのがそれぞれ別々に過ごす時間です。そうなると撮る写真が変わっていきます。例えば、お父さんは趣味でお花の写真を撮るようになり、お母さんはママ友とランチに行き写真を撮り、娘さんは友達との遊びで写真を撮る。
こうなると、お父さんが撮った写真にお母さんも娘さんも興味はないですし、お母さんの撮った写真にお父さんも娘さんも興味なし。
そういったそれぞれの世界で撮った写真をひとまとめに管理したところで、何が必要で不必要か、その写真がどんな写真なのかも分からず量も多く管理しづらくなります。プライバシーを考えても一緒にまとめて管理するには無理があるでしょう。
家族間でも共有し個人のアルバムをつくる
大抵の場合、スマホで撮った写真はスマホに入れたまま、家のデジカメで撮った写真は家のパソコンで管理するという場合が多いように思います。
これだと不便です。
家族間であろうと撮った写真はそれぞれに配布するのがオススメ。例えばそれぞれPC内に専用のフォルダを作り写真を振り分けるようにするのです。
それにより家族の中で同じ写真が何枚も保存されることになります。ダブってしまうと保存容量ももったいないし、ゴチャゴチャになってしまいそうですが将来的にはこの方法がオススメです。
イメージするのは昔のアルバムでの保存方法。それぞれの子どもたちの成長記録としてにアルバムを作る。共通する写真は焼き増ししてアルバムにそれぞれ入れる。そんな方法です。
どう分ける?一般的な管理方法
では、個別でそれぞれ管理するにはどうすればいいでしょうか。
機械が苦手だったり子どもがまだ小さくて管理するような年齢じゃない場合はどうすればいいでしょう。
それぞれで管理できるなら撮った写真をまず共有
家族みんながそれぞれ管理できるのなら、家族間で撮りあった写真は共有するというルールを作ることが大切です。
メッセージアプリやクラウドで共有しましょう。
Googleフォトなどのクラウドサービスを利用すると家族間で写真を共有しやすいです。クラウド上にあげられた写真の中からそれぞれが必要な写真をダウンロードし保存という方法がとれます。
機械が苦手な人に変わって
機械が苦手だったり、面倒がったりする人がいる場合、誰かが苦手な人に代わって管理してあげる必要があります。
例えば年配のお祖父さんお祖母さん。写真を撮るくらいはできてもクラウドで共有と言われるとちょっと無理。そういう場合は本人に代わって写真を入れてあげるといいでしょう。家族写真やお孫さんの写真を入れてあげればきっと喜びます。
小さい子どものために
子どもが小さいうちはスマホも持っていないですしパソコンの操作も無理。代わりに親が管理しておきましょう。
きっと大きくなったとき喜ばれるはずです。
パソコンを使いハードディスクにフォルダ分けして保存するのもいいですし、子どものアカウントを作ってあげクラウドに保存してあげてもいいでしょう。
まとめ - 写真は家族ごとではなく個人ごとに保存する
- 写真は"家族でまとめて"よりも"個別に管理"
- なぜならそれぞれに世界があるから
- 子どもが小さいうちから分類しておこう
お父さんの飲み会の写真を子どもがスマホに入れていたいとは思いません。お母さんのママ友とのランチ写真をお父さんはスマホに入れていたいとは思いません。
要は自分で管理するのは自分に関する写真にしたいということ。
ひとりひとり個別にアルバムを作っていた時代と同様に、今の時代も個別に思い出の写真を集めた保管場所を作りましょう。それはハードディスクでもクラウドでも構いません。
特に子どもさんのためには作ってあげたいもの。きっと大きくなったときに自分の思い出の詰まった写真たちがまとまってたら喜んでくれますよ。