家族写真や子どもの写真、どのように保存していますか?
親のスマホの中だったり、まとめてパソコンのハードディスクの中に入れて保存していませんか?
将来子どもたちにプレゼントするためオススメしたいのが、子どもそれぞれにアルバムを作ってあげることです。
何もプリントしてアルバムに写真を入れていく必要はありません。データのままで十分です。パソコン内でフォルダ分けしたり、子ども用アカウントを作りクラウドで管理してもいいでしょう。
まずは本人が写っている写真や家族写真を、子どもそれぞれに振り分けることです。
ここでは子どものためにアルバムを作ること、そのためのオススメの方法について紹介します。
大人になったとき、きっと喜んでもらえるはずです。
子ども一人ひとりにアルバムを
フィルムカメラの時代、親が子ども一人ひとりのアルバムを作る文化がありました。
赤ちゃんから始まり幼稚園、小学校、中学校と成長していく過程がよく分かるアルバムです。兄弟がいれば2人一緒に写った写真を焼き増ししてそれぞれのアルバムへ。分厚いアルバムが何冊もできあがった家庭もありました。
デジタルカメラが普及してから約20年。デジタルだとプリントせずパソコンの中に保存したままという人も多くなりました。
デジタルデータを見て振り返ることができますが、いつまでもそのままではいけません。
なぜなら子どもはいつまでも小さいままではないから。成長して大人になります。家を出て一人暮らし、そして結婚という未来があるでしょう。
そのときに、「成長記録と思い出のアルバム」を子ども一人ひとりにプレゼントできたら素敵じゃありませんか?
クラウドやフォルダ分けでいい
データのままプレゼントするのであれば、とりあえずクラウドやハードディスク内のフォルダ分けをしておけばいいでしょう。もしくは子ども一人ひとりに外付けHDDを用意してもいいでしょう。
写真を振り分けるときは本人が写っている写真を中心に、家族の写真や友達の写真を入れてあげます。
兄弟で写っている写真はデータをコピーしてそれぞれに振りわけましょう。
また、どの方法にも言えることですが、データが消えてしまうというリスクはあります。バックアップを取っておくことをオススメします。
クラウドのメリット・デメリット
オススメはGoogleフォトです。ここではGoogleフォトでつくるメリット・デメリットを紹介します。
まずメリットは無料で容量無制限ということです。費用もかからず容量を気にしないでいいので、撮った写真をポンポン放り込んでおくだけの簡単管理が実現。さらに勝手に被写体や場所などでグループ分けもしてくれるのであとになってからも見やすいです。
デメリットはGoogleがいつまでこのサービスを継続するのか分からないということ。なくならなくても「無料から有料へ」とか「容量無制限から1Tまでは無料」みたいなサービス変更は十分にあり得ます。
GoogleフォトはGoogleアカウントがあれば利用できるので、アカウントを子ども一人ひとりに作ってあげましょう。将来的にアカウントごとプレゼントできます。
フォルダ分け・外付けHDD分けのメリット・デメリット
パソコンのハードディスクにフォルダを分けて管理。もしくは子どもそれぞれ専用の外付けHDDを用意して管理するという方法があります。
メリットはクラウドのようにサービス側の都合に左右されないこと。モノとして自分で管理できるので安心です。
ただ価格はそれなりにかかる(容量によっては1万円を超える)ので、実質容量の制限があるようなもの。またハードディスクは続々と新しい製品が出てくるので数年後には新製品が古いものになってしまうかもしれません。また、パソコンのハードディスクの場合は新しいパソコンを買ったときのデータ移行、外付けHDDの場合は子どもの人数次第で場所を取るなどのデメリットもあります。
もちろんプリントしてアルバムを作ってもよし
データをそのまま子どもにプレゼントする方法は場所も取らず多くの写真を渡せるメリットがあります。
ですが、データは消えてしまうリスクもあるので、プリントしてモノとしておくことも大切です。もちろんモノもなくなるリスクはありますが、データの管理と併用することでリスクは低くなります。
プリントしてアルバムに
さすがにすべての写真をプリントしてアルバムにするとなると費用もかかりますし場所も取ります。アルバムってけっこう重くなりますし。
なのでアルバムにする場合は厳選してまとめるのがオススメ。
ひと月12枚だとか、年間12枚など制限を決めてまとめる方法もあります。
フォトブック
アルバムではなくフォトブックとして製本するのもオススメ。
費用はA4サイズ48ページで1万円くらいで作成できるお店もあります。
編集次第で多くの写真を入れ込むことができますが、その編集が多少面倒かもしれません。パソコンなどが得意かどうか、やる気になれるかどうかがポイントです。
まとめ - デジタル時代も子どもへ残そう
- 子ども一人ひとりにアルバムを!
- データならクラウドやハードディスクのフォルダ分け
- モノならアルバムやフォトブック
デジカメやスマホカメラを使っていると、撮ったはいいけど自分だけの写真データにしがちです。
でもそのまま寝かせておくのはもったいない。子どものためにも成長記録や思い出の詰まったアルバムをつくってあげましょう。
オススメはデータのままクラウドやハードディスクに個人フォルダをつくること。形にしたいのであればプリントしてアルバムやフォトブックを作ってみてもいいでしょう。
子どもが成長したときにプレゼントしてあげればきっとうれしいはず。
ひとりひとりにアルバムをぜひ作ってみてください。